腕時計喫茶

「微妙」な時計を愛してる

腕時計の価値と人の価値

「クリミナルマインド」にハマっている。すんごい今更だけど。現在、シーズン3中盤。モーガンとガルシアくっつけたいとか思ってる乙女な自分がいるわけで(*´д`*) そして、ギデオン・・・どこいった?

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とある回に、ガルシアを騙くらかすイケメンが登場する。ペーター佐藤さんが描くような典型的なイケメンだ。

 

そのイケメンだが小物感漂う人物が身につけているのが「ロレックス」恐らくデイトナ・・・の偽物。小物が自分を少しでも大きく見せるための小道具として、高級腕時計の象徴「ロレックス」が使われている。

 

こちらは「本物」。偽物なんか付けたら、逆におどおどしちゃいそう。「バレルナヨ・・・」

 

 アメリカでも「ロレックス」なんやなぁーと感心すると同時に、高級腕時計もそういう見方をされるのは本望じゃないだろうとも感じた。

 

あくまで高級なのは腕時計である。ここではロレ。身に付けている人物が高級かどうかは別の問題だ。例えば世の中にはアパート住まいでフェラーリを所有するという強者もいるという話だが、確かにそこまで突き抜ければ「大物」と言えなくもない。

だがほとんどの場合、ただの「アンバランス」でしかない。そして、それが1番の不細工だ(と思う)

 

私が親父のロレを身につけても、やっぱなんか変だ。自分自身の某かの成果としての「ご褒美」でなければ、本当の意味で自分の物になってはくれないんだろう。

 

腕時計は非常に目立つアイテムだから、違和感も本人の意識以上に悪目立ちする。「ジャージにデイトナのようなハズシもないことはないだろうが、私生活のトータルバランスの中に位置づけられた高級腕時計でなければ、ガルシア嬢にプロファイルされてしまいそうだ。

 

「自分を大きく見せたい人なのよ」