【強欲NEWS】久しぶりに安くなった「SEIKO MECHANICAL（SARB033）」を入手

数ヶ月前からAmazonで4万円をコンスタントに下回っていた「SARB033」ですが、ついに！久々の3万5千円台に乗りました！「すわ！ここにきて底値か！？」と浮き立った私。

「035」や「017（アルピ）」でキャリバー6R15の優秀さは骨の髄まで体験済み。こりゃあもう「迷える子羊よ、買いなさい」というご神託に違いありません(,,ﾟДﾟ)

f:id:suna_fu_kin:20210117140251j:plain — seiko sarb033

買ってしまいました。養生テープがついたままで記念撮影です。

「035」と違うのはダイアル色くらいなのですが、こうしてまじまじ見ていると、違う時計にも見えてくるから不思議です。そういえば、同型の色違い的な買い方をしたのはこれで2度目（一度目はSeiko5でした）。とても不思議な感覚…普通に新しい時計を手に入れるよりも、何ですか…「背徳の匂い」がします。それだけ贅沢感がある行動、ということなのでしょう。

使用感などは基本的に「035」と同じはずですので、個体差につきましては機会があれば後日にでもレポートさせてもらうとして…今回はネットショップの写真で見ているだけでは気付けなかったディテールについてお話します。

手元にやってきてしげしげと細部を見ていくにつれ、「あれ？」と思う部分がありました。「035」は真っ白というよりは僅かにアイボリーがかったダイアル色で、光沢はほとんどありません。反射や色変化もなく「艶消し白」と呼んでも間違いではないダイアルです。

今回「033」を買うまで、主にAmazonのレビュワーのみなさまの意見を慎重に検討していたのですが、そこに「艶ありの黒」というくだりがありました。買った人の意見ならそうなのだろうと長い間鵜呑みにしていたのですが、実際に見た印象はかなり異なるものでした。

まずはこれを御覧ください。

「035」と「033」をアップめで撮ってみました。解りますか？「033」は全体としては「艶消し黒」なんです。スモーキーと言ったほうが適切かもしれません。ですが、ほんのりと「サンバースト」が見えます。これが本当にほんのりでして、それが何とも上品なのです。これ見よがしのサンレイ加工が時には下品に見えることを熟知してのことかな～と思います。いやもう、さすがはセイコーさんです。

艶ありの黒ときいて、ミラーダイアルくらい光っていたら、時計の雰囲気から言ってちょっと違うなぁと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。断然、こっちのほうが良いですもん。

そしてもう一つの違い。「033」のハンド（針）の山にあたる中心線の処理。「035」は黒い線ですが、「033」は白い線でした。視認性を最大限考慮してのことでしょう。細かい仕事に感心しきりです。

これは第一印象でしかありませんが、黒ダイアルの「033」はだいぶ若い時計に見えます。ケースデザインは「035」と同じでオッサンが好きそうな「それ」なんですが、ダイアルが締まりのある「黒」というだけで、かなりポップな印象が増しています。上品さや上質さには変わりはありません。だけど「033」なら、大学生が持っていても違和感なさそうな気もします。勉強できそうに見えて印象も上がるかも(*´∀｀)

キャリバー「6R15」三役揃い踏みでゴザイマス(,,ﾟДﾟ)

ああ、良いですね～並べるとすごく良い。これを見ながら美味しい酒が呑めそうです（下戸ですが）ちなみに現在（19年10月28日）、この3本を合計したお値段はなんと！「110,455円」です。半年くらい前から比べると、信じられないくらい安くなっています。間違いなく最近の最安値。何があったのかはしりませんし、これからの値動きも定かではありませんが、とりあえず私はこの誘惑に勝てませんでした（笑）

言い訳がましく聞こえるかもしれません。「Aikon39」を買った時「今年はこれが最後の時計」と言った記憶もあります。間違いなく言いました。

しかし！「033」が「6R15」が、そしてあのニヤリと笑った矢印の「Amazon」が、私の背中をポーンと押したのですから。私は悪く…ない（汗）